パラリンピックに高校野球。今週、土日はいろいろ楽しみが多くて良いですね。
外は灼熱ですが、家でエアコンつけてTV観戦していきます。
頑張る姿はカッコいい！
皆さん「本は読んでいますか？」
今回は自分が尊敬する作家『有川浩』先生の本を紹介したいと思います。
なぜなら、新刊がでたので！
まだ、読まれていない本があればコレを機に読まれてみてはいかがでしょうか。
有川浩（ひろ）先生の最新作
新刊情報 （2021年8月発売）
『みとりねこ』は、いつも私たちのそばにいてくれる7編、7匹の猫たちを描いた短編集です。累計50万部突破の『旅猫リポート』の外伝2作「ハチジカン」「こぼれたび」に加え、書き下ろし短編「粉飾決算」も収録されます。
その他、最近の刊行作品（2016年～2020年）
新人ADが活躍をしていく作品。現実世界のドラマなどもちょっと関わって来てあっという間に読める夏にぴったりな本です。コレを読むと、自分も頑張ろう！と思える作品です。いつかきっとドラマ化か映画化がされるのではないかな？と思っています。（2020年1月）
母と子。そして家族を描いた感動作品。3日間の不思議な世界と先がよめない有川ワールドがとても魅力的です。人の思いは必ず伝わる。必ず叶う。そんな気持ちにさせられる心に響く温かい作品です。（2016年7月）
この3作品がここ5年間ぐらいで刊行された本かと思います。
有川浩（ひろ）先生のデビュー作・代表作など
有川先生の事を知らない人もいると思いますので、デビュー作や代表作も紹介していきます。デビュー作から面白いのでお勧めです。
デビュー作品 『自衛隊3部作』 2004～2005年
通称自衛隊3部作と言われる有川浩先生のデビュー作品。
架空の近未来日本が舞台で、自衛隊をモチーフにそれぞれ陸・海・空を描いています。（作品の順番は陸・空・海）
有川先生自身も話していましたが、有川ワールドの原点であり頂点かもしれません。自衛隊＝守る人であり（軍隊とは違う）、読んでいて共感できる恋愛感情が特徴です。
人気シリーズ作品
映画化やコミカライズなどもされており、とても有名なシリーズです。
架空の近未来日本を舞台に「検閲」に対抗すべく図書館員達の奮闘や恋愛を描いています。コレを見て自衛隊に興味を持つ若者が増えたとか増えなかったとか。ただ、内容は非常に素晴らしく、言論の自由という事の大切さなど、社会道徳もしっかりと学べます。
こちらはドラマ化をされているので、知っている人も多いのではないでしょうか。現代日本を舞台にしていますが、正直ドラマよりも圧倒的に小説が面白いかな、と思っています。ただ、配役は合っていますので、ドラマで見たことのある人が小説を読むとよりのめり込めると思います。
その他 映像化・ドラマ化・舞台化されている作品
もっともっと多くの作品があるのですが、あまり長くなっても読み辛いと思いますので、有名どころなどを紹介します。きっと、「あ！知っている！」と思う物があるのではないでしょうか。
最後に、読んでみた感想として
有川先生の作品はどれも素晴らしいのですが、他の作者との違いはその表現力と着地の仕方だと思っています。
本の内容によってはとても重い内容の物もあります。しかし、読んでいて最後には必ず納得の出来る終わり方、満足の出来る終わり方をしていると思います。上には上げませんでしたが、「フリーター家を買う」等は痴呆症やご近所からの苛め、厳格な父親、肉体労働者の苦悩などをテーマにかかれていますが、決して重くなりすぎない配慮がされています。嵐の二ノ宮さんが主演でドラマ化もしていましたね。（他にも「阪急電車」もお勧めです）
有川先生ご自身が以前舞台でスピーチしているのを見に行きましたが、本当に自由に本を描いており日々物語を探しているのだなと感じました。
新刊もとても感動できる内容なので、是非これを機会に1冊読んでみてはいかがでしょうか？
今回紹介した本はどれもきっと、有川先生にハマルきっかけになるかと思います。
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