簿記3級 Web試験 受けてみた

日常の出来事!!

恥ずかしいけど、忘れない為に書いておきます。

簿記3級の勉強を始めてもうすぐ1ヶ月。

(正確には教材用意してから22日、約3週間でした)

あんまり毎日勉強が出来ていない意思の弱い自分ですが、とにかく一度試験を受けてみよう!

と思い挑戦してみました。

試験費用は大体3000円ぐらいだったし。

簿記3級 Web試験会場で受けてみた

調べたらWeb試験だといつでも受けれる!気軽に受けれる!と見つけたので、

物は試し!と勢い任せで申し込みをしてしまいました。

なお、結果としては「不合格」でした。

簿記3級の試験は100点満点中70点で合格なのですが、採点結果は60点でした。

敗因としてはいくつかあるので、もしこれからWeb試験で簿記3級を受けると言う方は一度チェックしてみて下さい。(同じような事になら無いように)

失敗した事

試験時間を把握していなかった事

そもそもずっと筆記試験用の教材で勉強をしていた為、テスト時間を勘違いしていました。

試験時間は筆記試験では120分とあった為、日々過去問題を解く時間を計っていましたがだいたい90分で終わり、確認などを入れても時間的に余裕がありました。

ところが、Web試験会場で知ったのですがWeb試験の場合は60分との事でした。

※尚2021年の6月からは筆記試験も60分になったとか…

そして、そもそもWeb試験での問題数も把握していなかった為、

貴重な60分の試験時間の始めの数分を

”全部で問題が何問?”だとか”どういう配分で時間をつかう?”等の

準備に使ってしまった事は非常に痛かったです。

問題数・点数配分の把握ができていなかった事

Web試験が終わって調べたら問題数、点数配分はいくらでもネットに載っていました…。(泣)

事前に準備しておけば、ここで時間ロスは防げたしあわてる事も無かったです。

Web試験では全部で”大問題が 3問 出題”されます。

  • 1問目・・・仕分けの問題が15問 (3点×15問  45点)
  • 2問目・・・帳簿記入・補助簿・勘定記入・理論問題などから小問題が2問 (10点×2問 20点)※筆記試験での第2問・第4問にあたります
  • 3問目・・・試算表から貸借対照表・損益計算書の作成や清算表・財務諸表作成問題が1問               (35点×1問)

合計100点ですが、コレを60分なので、大問題1つにつき20分以内にやる必要があります。

すでに問題把握の為に数分を使っている時点で時間が足りなくなるのも当然でした。

特に大問題1は全部で15問45点なので受かる為にはここをしっかりと得点する必要があります。

自分の敗因は大問題1で24点(8問)しか正解できなかった事です。

大問題2は16点/20点で、大問題3は20点/35点でした。

当然ですが準備が出来ていなかった為、大問題3は時間が足りず最後まで終わりませんでした。

B/S P/L共に全ての数字を入れる問題でしたが、実際はその中から”7箇所×5点か4点の配分”ですので時間が足りなくてもいくつか取れましたが、最後まで終わらないと全問正解になりません。

他にもいろいろなプレッシャーが襲ってきます。(事前準備って本当に大事…)

PC入力での違和感・トラブル・プレッシャー

試験会場では電卓以外は”腕時計も持ち込み禁止”で、筆記用具・メモ帳も指定の物のみでした。

コレがなかなかプレッシャーです。特に時間はPCのタイマーのみで部屋に時計も無いのでカウントがどんどん減るのを見ているのは非常にあせります。

筆記試験の過去問では問題用紙に書き込んでいた物が、”PC画面には書けない違和感””テンキーの接触不良” ”キーボードサイズの違和感”(普段ノートPCの為)も非常に厄介でした。

また問題文の書き方も違和感を感じました。

Web試験の過去問をやっていなかった

大問題1が15問あるのですが、筆記試験だと5問しかありません。

その為、問題例のやり込みが足りなかった為に問題文章に引っかかった所もあると思います。

また第2問も筆記試験の第2、第4を合体した問題なのですがコレも事前に1度は解いておくべき物です。

第3問に関しては筆記試験の第5問と同様なので時間があれば…と悔やまれます。

問題各種に関しては上記のような感じですが、

Web試験の過去問をやる最大のメリットは問題の解き方、入力の仕方を準備出来る事だと思います。

試験時間が短い為、書かなくて良い物はメモを取らずに直接入力する工夫が必要です。

例えば大問題3問目の貸借対照表・損益計算書では決算仕訳から記入する時に確定する数字は直ぐに入力すべきです。

途中で気づき入力していきましたが、時すでに遅しでした。

それから”足し算が非常に見にくい”のも忘れずに準備すべき事です。

PC画面での足し算は自動計算に慣れているため、PC上の数字羅列(特に大きい数字)を計算機で足していく場合、画面を見ながら、手元の計算機を触れるようになっていないとずれる可能性がありますし、桁も見にくいです。

だけど、受けて分かった事もあります。

受けて分かった事

web試験を受けて一番良かったと思える事は、自分の勉強不足です。

(何が自分に足りないのかが分かっただけでもプラスに考えないとやっていけません。

自分の場合は”仕分けのスピード” ”総勘定元帳から仕訳帳への逆仕分け”等です。

(原価、償却、前受け前払い等は意外と得意な気がします)

仕分けは大体1分で解くようにすること。

等とよく書いてあるのですが、問題文の意味が分かれば難しくは無いです。

つまり、問題文の意味が分からんので1分で解けないのです。

問題文の意味を理解する為には、”問題集で慣れる”か”引っかけを想像して理解しておく”しかありません。

実際の実務で文章で仕分けする事などないので、完全に試験対策ですが・・・。

これからどうするか?

いつかまたWeb試験を受けるかもですが、もともと必要な資格でもないのでどうするかは未定です。

ただ、簿記2級はいつかとりたいと思っていますので、2級の勉強を開始していきたいと思います。

実際2級が取れれば、3級は取れている状態なので。

簿記試験3級は価格も安いし、Web試験ならほぼ1週間後には受ける事も可能なので気軽に受けなおす事は可能です。

もし3級取得がゴールならば、1度受けて慣れてから再度受ければやり易いかと思います。

どうせ受けるなら、100点目指してみたいな。と思っています。

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