山をなめるな!△遭難しかけて死にかけた△その1

日常の出来事!!

これは自分が初めて体験した「遭難」そして「死」について思いがけず考える事になったきっかけを、忘れない様にブログに書いて残して置くのと、二度と同じような事にならないようにする為の物です。

長いので大きく4章に分けて書いていきます。できるだけ早めに更新していきます。

第1章 事の発端~下社まで 大山阿夫利神社(下社)その1・その2

第2章 下社~頂上 大山阿夫利神社(上社)

第3章 頂上からの下山 遭難・死を考えるまで

第4章 エピローグ その日の夜、次の日…

大山阿夫利神社 下社

第1章 事の発端~下社まで

土曜日にする事といえば王様のブランチを見る事!というわけでもないけど、なんとなく見ていたら以前放送していたシーンを思い出しました。

それは、伊勢原市にある「大山阿夫利神社の下社」の映像でそこにある展望台付きのカフェです。

テラス席では神奈川の絶景が見え、ここでしか食べれない絶品スイーツ。神奈川には長く住んでるけどそういえば大山はまだ登った事ないしブログのネタにもなるかもなので行ってみようかな。

神奈川を離れる前の思い出作りにもなるしね。

そんな考えで急遽大山を調べ、大山阿夫利神社のホームページも見つけたのでしっかりと行き方を検索しました。ついでにミシュラン2つ星を獲得したカフェ「石尊」も調べます。(下の写真)

調べてみると大山阿夫利神社のホームページは意外とカッコいいし、伊勢原駅からバスが出ているのか。そしてその後の山登りも大体1~2時間ぐらいとあるので良い運動になるかな。と挑戦する事に。

大山阿夫利神社
関東総鎮護大山阿夫利神社公式HPです。神奈川県伊勢原市。ご祈願・各種行事・アクセスガイド・大山のハイキングコースなどについてご紹介しております。

冬で寒いけど簡単に仕度をすませ伊勢原駅へ。服装はちょっとコンビニでもいってくるわ。といった感じで(靴は仕事用の革靴。バイク用のシャカパン(内側はファーだけど)それにトレーナーとダウンジャケット、ニット帽子に手袋といった感じです。)どうせハイキングがてらの散歩なのでいいかな。誰に合うわけでもないしね。

12:05

伊勢原駅前のバス停に止まっていた大山ケーブル行きのバスに乗車。バスに乗ったのも久々だけど意外と人がいます。そして思うのはどうやら家族で登る人なども多いようで、終点の大山ケーブルまで一緒に行く人が多かったです。土曜日の昼過ぎという事で多いのかもです。

大山ケーブル行きのバス(写真は拾物で秋ですね)

12:30

バスに揺られる事約30分、意外と狭い山道を大きなバスで通っていきますが対向車とか大丈夫なのか心配になります。もしかしたら一方通行かとおもいましたがどうやらそうでもなさそうです。道路わきには普通の家も多いのでけっこう飛び出しなど危ないなと思ったりします。

そんな事を考えていると終点の大山ケーブル前にて下車。皆さん自分と同じような格好をしているのであながち自分の服装で間違いはなかったかと一安心。バス停前の地図を見るとケーブルカーまでの道順が明記されていました。どうやら最初は「こま参道(=お土産街)」の坂道が続くようで、その後に大山ケーブルカーもしくは、山道(パターン①女坂・パターン②男坂)を登り大山阿夫利神社の「下社」というところに着くようです。

今の位置は下の『P』の位置らへんです

大山ケーブルカーは目指す大山阿夫利神社の下社まで一気にいけるようです。ですのでまずはこの大山ケーブル駅を目指す事に。

早速、こま参道の坂道を登っていきますが、バスで一緒に乗っていた家族やマイカーで登りに来た小学生連れの家族などもいて意外とにぎわっています。また年配の方もいたりとまん延防止中でもそれなりに人がいます。ですので、お土産屋さんや食事処もしっかりと営業していました。

行きから荷物を増やしたり食べたりするのはもったいないので、時間があれば帰りにでも食べて帰りたいと思います。名物はどうやらお豆腐料理らしく豆腐コースなるものも表記されています。物産では独楽が有名らしく独楽作成所が見える場所や有名人の写真もちらほら。この道を「こま参道」と名づけたのはきっと独楽からだと思いますね。こま参道には民宿も多くあるようで泊まりで来る方も多いのかもしれません。

こま参道はお店が道の左右に沢山あります。

12:50

こま参道を歩く事20分ほどで開けた場所につき、目指す大山ケーブル駅がありました。早速時間と料金を調べて見ると・・・意外と高いぞ! 片道600円弱、往復だと1100円。時間的には20分に1本のペースかな。気になるのはケーブルカー乗り場の横に立つノボリにかいてある「食べるカブトムシ」の文字・・・昆虫食って食べた事ないけど、こんな所でも売っているのか・・。食べないけど。(ノボリの写真撮ったつもりが無かったです・・・)

結局ケーブルカーは使わずに登る事にします。つかれたら帰りは乗って帰ろうかなと思うけど、ここからケーブルカーで登る時間は大体15~20分ぐらいかなと思います。(時刻表の感覚から)そう考えると歩いても30~40分ぐらいだし良い運動になるのかなと判断しました。

なお、道は2種類「緩やかだけど時間のかかる女坂(だいたい40分)」「急だけど早い男坂(だいたい30分)」だそうで、靴も革靴だし普段から運動をしない自分なので無理せず女坂を選択しました。女坂の途中にある「大山寺」というのも気になったのでついでに観光して行こうと思います。

あくまで観光目的で散歩がてら来ただけなので、無理はしたくありませんね。

赤いラインの所を登っていきます。間にある「大山寺」にもよって行こうと思います。

13:15

女坂を登り始めて大体15分ほど・・・既に帰りたい!思いが強くなります。ただ後から思えばこのころはまだ楽しんで登っていました。えぇ~・・ツイッターに写真を載せられるぐらいには余裕もありました。

とはいえハイキングぐらいの気持ちで来たらいけない感じの山道です。革靴なので滑りやすいしかかとも痛いです。またマスクが思ったよりも息苦しい。上から下ってくる人とすれ違う時はマスクをつけなおしていましたが、なかなかにハードです。

コレがまだあと30分以上も続くかと思うとケーブルカーだったかと少し後悔。

ここまで登ってきた坂道です。これだけでも大分疲れました・・・
これから登る階段です・・・。先はみえないです・・・。
途中はこのような舗装されていない場所も多くありますのでより革靴は辛いです。

女坂の中盤には大山寺があるようですし男坂には無い「七不思議」もあるようなので1つづつ見ながら、疲れたら休みながら登りたいと思います。(あぁ~・・・杖ほしいな・・・)

こういった石階段もここら辺は段差がきつくないのでまだ楽でした
大山寺の看板。由緒正しいお寺のようです。

1回目の記事はここまで。

次回 その2へ続く

次回は女坂の中盤にある「大山寺」と大山阿夫利神社の「下社」を書いた”その2”です。下をクリックで飛べます。

読んで頂き有難う御座います。良かったら続きも見て下さい。

山登りを始める前に読んでおくべき本です。何の知識もなしに1000m越えの山は登ってはいけませんでした・・・・。

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